みなさん、こんにちは、理学療法士の森です。
今回は、木曽三川マラソンに出場した際の防寒対策についてお話します。
僕はランニング中は寒くても汗冷えが嫌なので、あまり厚着をしません。ネックウォーマー、インナー(汗でTシャツと肌がくっつかないようにするため)とTシャツ、短パンでランニングをしています。ただ、風が吹くと手足が冷えてつらいことが多いです。
マラソンといった有酸素運動では、気温が下がると運動の持続時間が低下するとされています。この原因としては、体の末梢の血流量の減少による血中乳酸除去能力の低下や「ふるえ」のエネルギーとなる炭水化物消費量が増加するためと考えられています。
そこで今回、体の末梢部分を冷やさないようにアームウォーマー、レッグウォーマー、手袋を用意しました。
使用してみると、大会中は気温が低く、風もありましたが、手足の冷えは全く感じませんでした。
アームウォーマーと手袋は、暑くなれば外すことも容易ですし、体が温まってくるまでの間着用するのもいいと思います。僕はラストスパート時には手袋を外しました。
まだまだ寒い日が続きます。防寒対策をしっかりしてランニングを楽しみましょう!
参考文献
・これからの健康とスポーツの科学 第5版 講談社