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理学療法士森のランニング日記 No14 第8回各務原アルプスパノラマトレイルラン2025

みなさん、こんにちは、理学療法士の森です。

2025年3月1日、岐阜県各務原市で開催されました、第8回各務原アルプスパノラマトレイルラン2025に出場してきましたのでその模様をお伝えします!(大会中の撮影は安全を確保して行っています。)

 

各務原アルプスパノラマトレイルランは、15キロ(累積標高 約650m+)、30キロ(累積標高 約1300m+)のコースに分けられていて、30キロのコースは15キロのコースを2周するものとなっています。僕は30キロのコースを走りました。コースの特徴としては、標高350m級の山々をたどるもので、低山ではありますが、北アルプスや御岳などを望むことができるものになっています。最近はロードレースに出場することが多く、景色を楽しむことが少なかったので、景色を楽しみながらランニングしたいと思って出場しました。

 

当日は20℃近くまで気温が上がるとのことでしたが、大会の駐車場に到着すると霜が降りていて寒かったです。


駐車場から会場に向かうのに、いきなり坂が現れました。最近平坦な道を走ることが多かったので、坂を上ると結構疲れました。まだ始まってもないのに、この調子だとまずいかな…と一抹の不安がよぎりました。この不安が見事に的中することと今までのトレラン人生で一番大変なことになるとは思いもしませんでした。

 

会場はこんな感じです。着替えをしたり、補給食を食べたりしてスタートを待ちます。

   
 
スタート時刻が迫ってきました。ランナーが続々とスタート前に集結します。



画像を撮っているといつの間にか皆さん後ろの方に移動されました。画像を撮っていた僕は後ろに行きそびれます。
なぜかスタートの最前線へ来てしまいました!

そしてスタート!



いきなり坂道です!先頭集団についていきますが、めちゃくちゃ速い!!走るだけじゃなくて、段差の上り下りも軽やかでした!残念ですが、最初の坂道を登ったところで、僕は先頭集団から離脱してしまいました…。



坂道を上るときれいな景色が広がっていました。先週のマラソンでは見る余裕がなかった犬山城が見えました。



そこからしばらく進むと展望台がありました。ここからは下りとなり、次の山に向かいます。



明王山の頂上に到着!低山といっても厳しい上りです!

 

舗装された道が出てきました。傾斜が急なので飛ばしすぎると危険です。



すぐにトレイルコースに入ります。画像ではわかりづらいかもしれませんが、すごく急で気が抜けません。



このあたりが5キロ地点といったところです。




一見落ち葉でふかふかに見えますが、石がごろごろしていて、踏むと足を捻ってしまいます。注意して見ないといけないんですが、花粉症でしょうか、涙でメガネが曇ってよく見えません。




10キロ地点のエイドステーションです。バナナと梅干を頂きました!おいしい!!

元気をチャージして最後の山の頂上へ向かいます!



金比羅山の頂上に到着!上る山はこれで最後になります。



ここから下っていきますが、すごく急になっています!



だいぶ下ってくると走りやすい道が!気持ちよく走れます。

 

15キロ手前にエイドステーションがありました。大好きなカスタードのお菓子を頂きます!



スポーツドリンクを頂こうと携帯コップを出したら、破損していました!うーん確認不足ですね。


     

ゴール!!ではなく、あと一周!!ここで終われたらと思いましたが、気合いを入れ直します!


  
坂道をどんどん上って行きます。
2周目になるとコースはわかっていますが、疲労があるので足が重くなります。いつもは、なんで走ってるんだろ…と、ネガティブな気持ちになるんですが、今回は
早く終わらせて、回転寿司でたくさんお寿司食べよう!何食べようかな?!と前向きな気持ちで頭がいっぱいでした。成長しましたね。

しかし、それも20キロ地点を過ぎた時になくなりました。

20キロ地点を過ぎると、突然腹痛が…。よく走っていると起きる横っ腹が痛いというものではなく、
トイレに行きたい痛みです。


少し走ると痛みの波が襲っていきます。そのたびに立ち止まって腹痛を我慢するといったサイクルを繰り返します。
痛みが強くなると走れなくなり、歩くことしかできません。次のエイドステーションまでの距離は5キロ、しかもトイレがあるかわからない…。
今まで足が痛くなったり、攣ったりして思うように走れなくなることはありましたが、まさか腹痛で走れなくなるとは思いもしませんでした。
立ち止まっても解決になりません。お腹に力入れたまま、とにかく足を進めて、トイレを目指します。

この間はすべて歩きなので、時間がどんどん経過していきます。制限時間は6時間、トイレがなかった場合やあっても体調が改善しなかった場合は、制限時間内のゴールは不可能なので、リタイヤしようと考えていました。


本当の限界が近づいてきたところで、奇跡的に広場が見えてきました!エイドステーションは目前!

なんとかエイドステーションに着き、「トイレありますか?!」「あります!あっちです!」と案内していただきました。

そして、トイレへ!体調が改善するといいのですが…。

完全復活!!!もう一度エイドステーションに戻ります。

しかし、この時のすでに5時間5分が経過していました。残り1時間もありません。ひと山越えていくには難しい。もうリタイヤしますと係りの人に声をかけようとして時、一人の女性ランナーがエイドステーションに到着しました。
足をぶつけたそうでした。すごく痛そうで、まわりのスタッフの方が声をかけていましたが、その方は「大丈夫、走ります」と言っていました。

こんな頑張ってる人がおるのに頑張らんとあかん!たとえ間に合わんでも最後まで全力を尽くさんかい!という思いがこみ上げてきました!

そこからは全速前進!足が攣りそうになっても、転びそうになっても堪えて走ります!
途中で僕の前を走る方が道を譲ってくれました。時間が差し迫ったところで譲っていただけるなんて、ありがとうございます!もうここまできたら絶対間に合わせたる!!


もう足が限界に近づいてきた時に石畳が!ゴール100m手前の歩行区間です!!「お疲れ様!」スタッフの方に声をかけていただきました!

なんとか間に合った、よかった!100mを踏みしめながら歩きます。


そしてゴール!!時間は…、



5時間40分37秒!間に合った!!!

一時はお腹がどうなるかと思いましたが、何とかゴールできました!
余韻に浸りながら表彰状を受け取ります。
腹痛がなかったらタイムも順位ももっとよかったかなと思って見ていると…
え、34位?!
たしか、70人くらい参加者がいたような…、うーん、疲れで頭が回らないのでとりあえずテントで着替えます。

テントで着替えているとゴールを知らせる声がします。
「女性の方ゴールです。優勝です!」
え?!優勝?!あれ?どういうこと?女性の方の参加者がすごく少なかったのか、15キロの部の方なのかよくわかりません。
またゴールを知らせる声がします
「女性の方です!2位です!」
え?!2位?!どういうこと?!ちょうど着替えが終わったので、テントから出て外をみます。2位の方は見覚えがない方だったのですが、優勝された方は、あのエイドステーションで足を痛そうにしていた方でした!すごい!
すると、僕に道を譲ってくれた方もゴールされていました。皆さん6時間以内にゴールされていました!よかった!
なんかいい気持になれたレースだったなと思いながら会場をあとにします。ふとゴールをみると6時間を過ぎていましたが、ゴールの撤収作業をすることなく、タイマーも6時間を超えて動いていました。最後のランナーまでやるんだなーと思ってみていました。

ただ、少し違和感があったので、大会のホームページを確認しました。えーと、制限時間は…、


30キロ 制限時間8時間

えええ!!!6時間じゃないの?!あっっっぶな!!勘違いでリタイヤするとこやった!!!

みなさん、いかがだったでしょうか?腹痛と勘違いでリタイヤ寸前でしたが、すばらしい方々の熱意によって僕は無事に完走することができした。体調管理と大会概要の確認を怠るとこんなことになりますので、皆さんお気をつけください。

僕は景色を楽しむ余裕がありませんでしたが、すばらしい景色が楽しめる各務原アルプスパノラマトレイルラン、皆さんも出場してみてはいかがでしょうか?